酸化防止剤にBHA、BHTを使ったドッグフードにご注意を!
ドッグフードやペット用オヤツに使われる酸化防止剤で有名なものは、
◯BHA(ブチルオキシアニソール)
ガソリン、油脂やバター、魚介乾製品などの酸化防止剤として用いられ、特にラードに対して優れた酸化防止性をもつとされてきたが、発癌性が疑われている。
【詳細】
BHAは1982年、ラットの前胃に発ガン性があることが報告され、食品への使用が禁止される予定となりました。
しかし英米カナダからの要請(圧力)で、その実施が延期となり、FAO/WHO合同食品添加物専門家委員会で再検討され、発ガン性はラットの前胃に限定的現象でヒトには安全とされ、日本における使用禁止の延期はそのままとなりました。
(日本で輸入販売できなくなる)
BHAやその他の酸化防止剤が添加されたオヤツやウェットフードなどは多く出回っております。
長らくそのようなオヤツやドッグフードを続けることで体調不調の原因になる可能性は否定できません。
◯BHT(ジブチルヒドロキシトルエン)
石油やプラスチックなどの高分子材料に添加してその安定剤あるいは抗酸化剤として用いられます。
油脂、バター、魚介乾燥品、チューインガムなどに酸化防止剤として用いられるが、発癌性が疑われています。
【詳細】
BHTは化学構造上、BHAに類似した化合物で、同じく酸化防止剤であり、BHAと混合して使用されることもあります。
1959年、妊娠ラットに投与して子供ラットに単眼症が発生することが報告されているが、その発生が少数であったため、問題とはされませんでした。
高橋晄正氏は、著書『薬品食品公害の20年』(1993年)の中で、日本における無脳症児の発生原因物質の一つである可能性を指摘しています。
◯エトキシニン(エトキシン)
あのモンサント社の製造です。天然ゴムの安定剤でもあり、それぞれ化学合成により作られた化学物質になります。発癌性が疑われています。
【詳細】
エトキシニンは非常に強い抗酸化作力を持つ合成抗酸化剤です。
防腐力が高く非常に安価なため、飼料の添加物として世界中で使用されていますが、日本では食品添加物としても農薬としても認可されたことはありません。
毒性が強いため人間用の食品で使うことは禁じられているのです。
家畜や魚の体内に残留したエトキシニンの量は厳しく規制されています。ちなみに、人間の食材への許容残留量は1ppmです。
人間より体の小さな犬や猫が食べるペットフードへのエトキシニン添加許容量は、ドッグフードで75ppm、キャットフードで150ppmとなっており、これでは規制が無いのと同じです。
FDA獣医医療センターは、飼い主からの報告を元に、ペットフードに添加されたエトキシニンが、アレルギー反応、皮膚病問題、主要臓器の障害、異常行動、がんなどの発症に関係しているようだという見解を発表しました。
ペットフードメーカーで現在使用を公表してパッケージに記載しているのは、簡単に調べた結果では『R社』がBHA、BHTを表記しています。
表記せずに使用しているメーカーも多々あるでしょうから、ある意味、良心的だと言えるかもしれません。
しかし、安価に手に入り、酸化防止効果が高ければ使用は無くならないでしょう。
ドッグフード、キャットフードを選ぶ際には『原材料』をよく確認してから選びましょう。
参考サイト
子供たちを暴れさせる BHA/BHT(酸化防止剤)
http://www.coara.or.jp/~wadasho/tenkaBHA1.htm
身近にある超危険!食品添加物ベスト10
http://tenka99.com/kiken/cat37/cat40/bhabht_1.html
【犬を飼ってる人必見】愛犬を長生きさせる為のドッグフードの選び方
http://matome.naver.jp/odai/2139332317805586201
薬害オンブズパースン会議
http://www.yakugai.gr.jp/inve/fileview.php?id=53
ナチュラルペットフードを扱っているお店では、酸化防止剤を添加していないペットフードなどというのは15年以上前から常識でした。
たまたま大手の『R社』の話を聞き意外と知られていない風化した話題なのかもしれないと思い記事にしました。
今与えているゴハンをチェックしてはいいがでしょうか?
ご参考にしていただければ幸いです。