犬は自分の体の中でビタミンCを作ることができますが、病気を予防したり快復したりできるのに十分な量ではありません。
しかも、犬や猫が肝臓でビタミンCを合成する能力には限界があり、身体の大きさに関係なく、1日最大で60mg。
これは体重7kgの犬の必要量に相当します。つまりこれ以上体重のある中型犬や大型犬では全く足りていないことになります。
ノルウェーの研究チームが、1990年に慢性の関節炎の犬100頭以上にビタミンCの一種を6ヶ月間大量に投与する実験を行いました。
この結果71%の股関節形成不全の犬に1週間で劇的な改善が見られ、残りの29%の犬にもある程度の改善が見られ、その他の関節病、脊椎炎の犬についても6週間で効果が現れたそうです。
ビタミンCが有効なのは、関節だけではありません。
数年前から高濃度のビタミンCが抗ガン剤として使われていますし、外傷、アレルギー、免疫機能不全、白内障、心疾患、肝疾患、感染症、糖尿病、歯肉炎などさまざまな疾患の改善が認められています。
<ビタミンCを多く含む食材>
緑黄色野菜
パセリ ブロッコリー ピーマン クレソン ケール 小松菜 大根菜 ほうれん草 チンゲンサイ 春菊 トマト きゅうりなど
淡色野菜
ニガウリ レンコン キャベツ 芽キャベツ 冬瓜 枝豆 白菜 かぶ 大根 レタスなど
果物
アセロラ レモン いちご キーウィフルーツ グァバ 柿 オレンジ ハッサク グレープフルーツ
メロン みかん さくらんぼ バナナ パイナップル 桃 りんごなど
<おすすめサプリメント>
SGJアスコルベイト+(小型犬、猫用ビタミンC)
SGJエクストラC(大型犬用ビタミンC)
アズミラ・スーパーC 2000(高濃度ビタミンC)
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